どうなる?銀行カードローンの今後

最近過剰融資が問題となっている銀行カードローンに、金融庁による立ち入り検査が入ると報じられました。アコムが今年度700億円を超す赤字に苦しむのを尻目に、銀行各社ともカードローンで大幅な収益を上げているためです。何故銀行がカードローンに力を入れるのかと言うと、ずばり儲かるからです。銀行はこれまで住宅ローンや企業向け融資をメインとしてきました。こちらは大口の融資になるものの金利は低めに設定されています。しかも大口融資のために審査が慎重になりがちで、なかなか安定した融資先が見つかりません。それに比べ銀行カードローンは金利が年14%と高く、保証会社に審査等を丸投げしているので融資先が簡単に見つかります。こうした理由で銀行はカードローン融資を積極的に続け、今や消費者金融を上回る融資残高を誇るのです。

ですからこの1年で自己破産者が10数年ぶりに増加しました。金融庁が銀行カードローンに規制を入れるのは確実です。今年の春以降銀行も50万円を超える融資には収入証明書の提出を義務付けるようになりました。しかしそれだけでは不十分で、たくさん借りたい人は収入証明書くらい用意するでしょう。ですから銀行カードローンに総量規制が適用されることは時間の問題で、専業主婦の方が1番とばっちりを喰らうでしょう。

これを受けて配偶者貸付を行ういわゆる街金が、これまで以上に専業主婦の方の救いの神となることが予想されるところです。